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残念な中川昭一氏の死

2009.10.05 Mon

中川昭一元財務相が死亡


中川昭一元財務・金融相(56)が4日午前、東京都世田谷区下馬の自宅で死亡しているのが見つかった。目立った外傷はなく、遺書も見つかっておらず、警視庁世田谷署は事件や自殺ではなく、病死の可能性があるとみて詳しく調べている。

同署などによると、同日午前8時20分ごろ、妻郁子さん(50)が「倒れている」と119番。救急隊員が同8時27分に死亡を確認した。自宅2階の洋間寝室のベッドでうつぶせに倒れていた。郁子さんは中川氏が起きないのを不審に思い、寝室を訪れて発見。ポロシャツと短パン姿で、体が冷たくなっており、布団は掛かっていなかった。自殺をうかがわせる形跡はないという。

吐血はしていないが、ベッドには吐しゃ物が残され、室内の机の上には薬があり、医師が処方したとみられる。遺体の状況などからアルコール類を飲んだ疑いもあり、同署などは関連を調べる。
(時事通信 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091005-00000004-jij-soci



ここより個人的感想



自民党にとっては必要な論客を失ってしまったのではないか。心よりご冥福をお祈りします。

筆者は基本的に自民党の腐敗を選挙前から訴えてきた。それは、自民党が小泉政権以降、米に対しての過剰なポチ外交・追従政策を続けてきたからだ。しかし、中川昭一氏はどちらかと言うと、米に対して公然と意見を言い、対米強硬派に近いスタンスを持っていた。その点は以前から評価出来ると感じていた。外交・安全保障等はタカ派すぎて支持出来ないが、米の原爆投下を激しく非難したり、農政・経済・財政については共感出来るところも多々あった。

農政では、各国との積極的なFTAの推進は大きな功績だ。その一方、米とのFTA締結には反対、米とのBSE問題では強い懸念の姿勢をもって交渉に臨んでいた。経済・財政では、小泉政権下で竹中氏と相反する思想を持ち、その影響で経産大臣を外され、農水大臣にまわされた。IMFへの融資は良い案だったし、某国の国債購入に対しても慎重であったという。これは国益に適った意見であり、評価出来る。ただ、これが様々な某国陰謀説の元にもなっている。例の酩酊会見もこの発言で、某国の意向を受けた官僚やY紙の記者から酩酊状態になるように仕向けられたという噂もある。

麻生内閣は、中川氏が去った後、完全に官僚の思惑で動く内閣となった。消費税の増税にも時期に対して割と慎重な意見を言っていたこともあり、財務官僚としては、積極増税論者で官僚とのパイプが太い与謝野氏のほうが扱いやすく、きちんと意見を述べ、官僚のいうまま動く事の無かった中川氏を煙たがっていたという陰謀説の噂もある。

ただ、酒にまつわる失態の話も多く、また前述の安全・外交保障に関しては、反米反中の意識が強すぎて疑問を持つところが多かった。国益を損ねた行動や発言も多々あり、それは評価出来ない。ただ、現在の自民党の中では、良くも悪くも必要な存在であったと感じている。政策に長けており、野党の論客としても有望な人材となった可能性もある。落選中であったが、次の選挙時でもまだ60歳。今回の選挙で、民主党議員の元職が多数復活したように、再起の可能性もあったと思う。筆者は成熟した二大政党制を望んでいるので、保守寄りの党にはこういう人物も必要だったのではと、残念に思っている。

ただ、一部のブログや某掲示板・某大手検索サイトのコメント欄では、あたかも民主党によって殺されたような記事や書き込みを多数見て、ショックを受けている。ネトウヨの戯言といえばそれまでだが、病死の可能性が高いとされている中で、根拠の無い中傷が平然と行われている事に大きな嫌悪感を抱かずにはいられない。「極右思想・愛国無罪思想」と「保守思想」は違う。選挙で負けたのは民主党のせいではなく、自民党が腐敗しきっているからであり、正しい保守政党としての姿勢を失っているからだ。悪質なネトウヨは、自分達が正しい保守を苦しめている事に気付くべきだろう。民主党に対する正しい批判は良いが、それとは相反する暴力的・中傷至上主義のネトウヨの腐りきった行動が自民党嫌悪・保守嫌悪を産み出している事に早く気付くべきだ。正しい保守が息を吹き返し、リベラルと活発な政策論議が出来る成熟した二大政党制が早く確立される事を切に願う。








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