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小沢氏無罪判決に思う事

2012.04.26 Thu

26日午前、小沢一郎氏の公判で判決が言い渡され、無罪との判断が下った。

かねてより拙ブログでは「西松事件」「陸山会事件」といわれる件に関して、異常な捜査検察当局の捜査・疑惑の多い検察審査会の議決・秘書第一審の不当判決について、日本の政治と司法の危機として警鐘を鳴らし続けてきた。無罪判決について、一応の安堵感はある。しかし、今までの不当な捜査や議決を見れば、本来公訴棄却でなければならない裁判であると思う。

(過去の拙ブログ記事は以下のとおり)
1/12「小沢氏公判で思うマスゴミと官僚組織」
9/29「陸山会裁判第一審の著しい不当判決」
7/21「法廷を「創作物語発表会」にした愚かな特捜検察」
2/8「小沢氏の秘書初公判で見えた検察の捏造体質」
2/1「小沢氏の不条理な起訴について」
10/13「小沢氏の地位保全を求める署名にご協力下さい」
10/6「間違った犯罪事実を審査した検審」
10/4「小沢氏強制起訴は不当」
7/16「小沢氏の「不起訴不当」は不当」
5/7「小沢氏起訴相当議決を考える(検察審査会)」
2/9「世論調査というマスコミの暴力」
2/4「小沢氏不起訴と検察の言論弾圧?」
2/2「小沢一郎を護れ」
1/28「検察とマスコミに正義などない」
1/23「小沢氏はきちんと説明した。次は嘘つき検察とマスゴミの番だ。」
1/22「嘘つき検察の断末魔」
1/19「説明責任という名の魔女裁判」
1/15「不当逮捕に大きな憤りを感じる」
1/13「常軌を逸した特捜部の強制捜査」
1/12「小沢を叩き続ける検察とマスコミの異常さ」
1/9「小沢氏・4億円貸付不記載は捏造?」

公訴棄却であるべきと考える点。まずは、本件は虚偽記載ですらないと考えているから。そもそも今回の虚偽記載(というのもおこがましいが)とは、不動産取得を平成16年10月と記載するか、平成17年1月と記載するかだけの問題である。10月には仮登記、1月には本登記が行われており、会計学上では本登記(正式取得時)に計上することが好ましいとされ、本公判でも両サイドから呼ばれた会計学者がその旨証言している。仮にそれが適切な記載でないとしても(そんな事はないが)、指摘して修正すれば済む事。実際、政治資金規正報告書は多くの政治家が毎年、提出後に修正している。いきなり3人の秘書を逮捕拘留して調べるような問題ではない。

次に、今回の起訴(検察審査会による2度の起訴すべきとの議決による指定弁護士による起訴-通称:強制起訴)の手続きに大きな瑕疵(欠点・欠陥)がある点。1度目の起訴相当議決の罪状内容にはないのにと2回目の罪状内容がには勝手に追加されている罪状があり、2回の正式な議決を経た起訴とは言いがたい点。2度目の議決で示された犯罪事実のうち「被疑者(小沢氏)から(陸山会が)合計4億円の借入れをしたのに、平成16年分の収支報告書にこれらを収入として記載せず・・・。」という記載がある。これは、元秘書の石川氏の起訴事実にはあるが、小沢氏の不起訴の犯罪事実には無い事である。議決文として、犯罪事実と被疑事実が違っているのはおかしい。しかも間違っているのは、審査の大元となっている犯罪事実。これは大きな問題だ。交通違反に例えると、証拠のないスピード違反で裁判になる人に、勝手にシートベルト未装着や一時停止無視の罪状を足すようなもの。しかも捜査や取調べをした担当者でない人がだ。審査会制度の法に基づいた議決が行われていない今回の起訴は無効である。

もう一つ、これが最大の驚くべき事実であるが、検察審査会への説明・報告で東京地検特捜部の検事が小沢氏起訴への明らかな誘導を行っていた点。現在明らかになっている最大のものは田代政弘検事の捏造報告書問題。昨年5月、石川知裕衆院議員を保釈後に再聴取した際、石川議員が述べていない内容を捜査報告書に記載していたことが明らかになった。そのほかの報告書にも捏造記載がある事が発覚している。この報告書により審査員の小沢氏の心証が著しく悪くなり、検察審査会での起訴相当議決に大きな影響を与えたと言われている。これは石川氏が保釈後に取調べを受けた際に音声を録音していた事により発覚。田代氏は「記憶が混同した」と言い訳しているが、故意や特捜部の組織的な行動であった可能性が高い。現在田代氏はじめ報告書提出に関わった検事らが市民団体により告発されている。明らかな小沢起訴への誘導であった可能性が高い。これらの理由から裁判への起訴そのものが違法であったと考えられる。

更に、よく出てくるキーワード「4億円」についても説明しておく。
今回の裁判、政治資金規正法の記載(帳簿の付け方)の問題なので、「4億円」というお金の出処は本来は関係ないはずなのである。ましてや小沢氏は父親も有力議員で岩手の有力者、夫人もゼネコン令嬢という環境にあり、さらにはベストセラー本の執筆者という側面も持っているので、相応の資産があっても不思議は無い。

しかし、検察からのリークによるマスゴミ報道で、いつの間にか不正蓄財した4億円を隠そうとしているというイメージが植え付けられ、国民や法律の専門家である裁判官までもがこの事を「重大視」して洗脳されていることは極めて問題だ。本当に不正蓄財しているのであれば、「収賄」や「斡旋利得」という汚職系の罪状でとっくに起訴されているはずだ。検察は小沢事務所の金庫や関係各所、更には献金したとされる西松建設だけでなく主だったゼネコンにも捜査を行った。しかし、違法献金の痕跡は一切出てこなかった。

この「4億円」の中に裏金があるという根拠とされているのはただ一つ、特捜部が得た西松建設元会長による証言だけ。しかもこれはこの元会長が拘留・収監中に検察へのご機嫌取りで証言した事であり十分な証拠とは言えない。この元会長は他の裁判で特捜部の働きかけで偽証をした事があきらかになっており信憑性に乏しい。更に西松建設の元社長が秘書らにホテルで手渡したとされているが、5,000万円を紙袋で、しかも公衆の面前で受け渡ししたと証言。これは面妖だ。しかもこれだけの大金だったのに元社長は一緒に行く予定だった役員連れて行かず、一人で受け渡し場所に行ったことになっている。本当に秘書にこの金を渡したという証拠はなく、元社長が不正にこの金を取得した疑いさえあるという。

特捜部はこの証言から、秘書を逮捕し強制捜査すれば、小沢氏の裏金授受の証拠が出てくるはずという「見込み捜査」を行ったわけだ。そして世論を味方に付け自分たちは悪徳小沢に鉄槌を下す正義の捜査機関であるというリーク報道を散々行った。しかし、何も出てこなかった。元秘書らに脅しをかけ捏造調書だけを数々取った。だが、これだけ捜査して何も出ませんでしたでは特捜部の面子が潰れる。そこで帳簿の記載でもなんでもいいからとりあえず秘書だけは起訴して格好をつけた。しかし、小沢氏本人には届かなかった。現場の一部の検事は強硬に小沢氏起訴を上層部に願い出たが、あまりの証拠の無さに許可が下りなかったようだ。そこで仕掛けた罠が「検察審査会」を利用した小沢起訴だ。一部の検事は元秘書らに「必ず(小沢氏は)起訴になる」というような言葉を吐いており、故意であった可能性が高い。そして上記の捏造報告書や誘導により、小沢氏起訴となったわけだ。

「4億円」という言葉だけで「小沢は怪しい」「悪い事をしているに違いない」という洗脳報道が日々マスゴミでなされた。そして、「市民感覚」といういい加減な言葉で小沢氏は強制的に起訴された訳だ。同時期に検察審査会にかけられた鳩山由紀夫元首相の事件のほうは、死人や献金者でない人を記載した明らかな虚偽記載であったのに起訴相当とはされなかった。あべこべである。「市民感覚」とは何なのだろう。マスコミのイメージ操作の賜物であろう。更に検察審査会の小沢氏の審理については架空議決(実際に審査は行われておらず、事務局が勝手に議決した事にした)や不当な議決という疑いもあるようだ。一部の議員が国会で問題提起をしている。また、検察審査会や判決に最高裁事務局が関与しているようだ。この点も注目だ。

判決文に関して、評価出来る点は、判断が有罪でなかったこと、そして共謀を認めなかった事だけである。これ以外の点で勝手な推認(確かな証拠が無いのに推測で認定してしまう行為)が多くなされている点は法律を少しでも学んだ事のある人なら異常な違和感を覚えるはずだ。。虚偽記載とは言えない本件を虚偽記載案件と認定してしまっている点、理由なき元秘書の虚偽記載推認、小沢氏の関与の推認・小沢事務所の人間関係は普通ではない事を認定するなど酷い内容となっている。秘書らの公判の判決をバックアップし、秘書らの控訴審で検察が有利に戦えるように配慮した内容といえる。検察が起訴を見送った案件に「無罪」を出した事で、検察の判断は間違っていなかったという論理も成り立ち、検察(特捜部)に多大な配慮をしたと言えるのではないかと勘ぐってしまう。日本の刑事裁判は99%が検察の言うとおりの有罪判決となっており、お互い仲間意識があるようだ。裁判官と検察の癒着は相当である。官僚的な思想の判決を数多く出してきた大善文男裁判長の苦肉の策なのだろう。

今回の無罪判決を受け、指定弁護人は控訴などしてはならない。もはや彼らの役目は終わった。例え控訴しても証拠が増える訳でもなく、さらに検察の悪行が暴かれる事になる。どうやって公判を戦うというのだ。無罪判決を重く受け止め、懸命な判断を下す事を願っている。

しかし、今回の「無罪」判決で割を食った人々も多いだろう。米のハンドラーズ日本担当ともいわれるジェラルド・カーティスなどは今日おこなった講演で、無罪判決に憮然とした表情を見せ、散々小沢氏の悪口を言っていた。今まで検察や小沢氏を排斥したい既得権官僚とタッグを組んで小沢バッシングを繰り返してきたマスゴミは、「限りなく黒に近い無罪」などと必死に自分たちの今までの報道の正当性と小沢バッシングの正しさを国民に植え付けようと保身に躍起になっている。検察・法務省以外の官僚・既得権者もどのように対応するか苦慮するところだろう。また、現政権の幹部たちも戦々恐々としている。政権側は小沢有罪を相当強く働きかけていたようだし、弁護士出身のある党幹部が相当暗躍をしていたようだ。

ただ、気を付けなければいけないのは、現政権周辺と自民党との増税翼賛大連立だ。これこそが財務省、ひいては野田と谷垣の飼い主である勝財務事務次官の悲願である。増税をさせない為の巧みな動きが必要になる。

また、他党の幹部や一部マスゴミが小沢氏の証人喚問を要求しているようだが常軌を逸した発言と言わざるを得ない。検察の捜査で2度不起訴になり、後半で無罪判決を得た人物の「説明責任」とは如何なるものか?司法で下った判断以上の説明など無い。悪質な小沢バッシングであり、人権を無視した行動であると言わざるを得ない。彼らの説明責任とは、自分たちが望む言葉が出てくるまで果たした事にはならないようである。他の冤罪被害者にも同じことが言えるのか?「説明責任」「政治的責任」「道義的責任」、これらは都合のいい馬鹿馬鹿しい言葉である。説明すべきは異常な捜査を行い、報告書の捏造を行った検察特捜であり、実態の知れない検察審査会であり、異常な小沢排斥・バッシングを繰り広げてきた民主党現幹部やマスゴミである。


一つ、補足しよう。小沢氏が「政治資金規正報告書を見ていない」と証言している事を批判するマスゴミ共が多い。しかし、会社の社長が全ての会計帳簿に目を通すことは不可能で、その監査済みの書類に署名していると考えればそんなに不思議な話ではない。そもそも共謀が認められていない、しかも信頼する会計責任者の出した書類等に疑念を持たず任せたり署名する事は普通の事だ。全ての事務所業務を自分で行うことなど不可能なのだから。


言いたい事はまだまだ沢山あるが、また次の機会にする。
今後の政局やその他の動きは注目だが、まずは司法の場が最低限の判断を下した事だけはまあ、良かったとしなければならない。検察・検察審査会・裁判所など膿を出さなければいけない機関は山ほど在る事が分かった。今後、これらの点も併せて追及していきたい。小沢氏にはまず、目先の亡国政策の阻止に全力を奉げて欲しいと願っている。









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