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菅内閣の本質と参院選

2010.06.22 Tue

民主党菅直人代表が総理に就任し、菅内閣が組閣されて早二週間がたった。
菅内閣になってから、声高に聞こえてくる事柄は二つ、「消費税増税」と「法人税減税」。この言葉がいつの間にかこの内閣の代名詞になりつつある。なぜ、こんな事になったのか?

そもそも、民主党は無駄を徹底的に省き、財源を生み出すと昨夏の衆院選で主張し、圧倒的な支持を得て政権交代を成し遂げた。その意を汲み、鳩山内閣はその仕事に当たってきた。ただ、その無駄を徹底的にあばくという仕事が十分に出来ていたとは思えない。事業仕分けも断片的な上に切り込み方が足りない分野も多かった。そしてなにより「特別会計」への切り込みの成果が見えなかった。菅内閣でも引き続き切り込んでいくとは言っているのだが・・・。

この無駄への切込みが不十分な状態での拙速な消費税論議はいかがなものだろうか。鳩山・小沢両氏はじめとする前執行部では、マニフェストで約束されたとおりに無駄の削減を主眼に置いて行動されていたが、菅内閣では随分と風向きが変わってしまった。形式上、執行部は「(無駄を削減するという姿勢は)何も変わっていない」と逃げ口上を述べてはいるが、菅首相の「(自民党のマニフェストにある)10%はある程度参考になる」「消費増税までには2.3年は必要」などの発言において、消費増税に積極的な態度を隠そうとしない。

なぜ、ここまで急激に方針が変わってしまったのか?それは、政権の中枢を占めるメンバー構成によるものだ。財相時代に官僚に取り込まれた菅首相をはじめとして、新自由主義派閥である前原・野田両グループが中枢を占めている。特に仙谷官房長官が官僚と組んでこの方向性を主導し、自分の仲間である閣僚や党幹部を扇動している。中には玄葉大臣兼政調会長のように小泉政権下の構造改革論理を声高に叫ぶ者も居る。「脱小沢」とはあくまでも看板に過ぎず、その正体は小泉政権にも負けない強権的な新自由主義内閣なのだ。

大した議論もせずに「法人税減税」を閣議決定。これは大変な横暴だ。拙ブログでは、菅内閣の本質は、「小泉内閣より凶暴な新自由主義者のあつまりの上に、小泉内閣すらやらなかった消費増税をやろうとする日本至上最悪の経済自爆テロ内閣」であると見ている。

現状の日本経済の状態で、「消費増税・法人減税」など行えば、日本経済は益々経済格差が広がり、破滅への第一歩を歩みだすだろう。無駄を完全にあぶりだす前に増税すれば、喜ぶのは自分達の懐を痛めなかった官僚であり、「消費増税・法人減税」で喜ぶのは大手の一部の大企業をはじめとする一部の経済界だけである。一般庶民や中小企業などにとっては、負担が増えるだけである。日本経済の格差は益々広がるだろう。「日本の財政は借金だらけで破綻寸前だ」と増税キャンペーンを張ってきた財務官僚の狙い通りといえる。さらに、これをマスゴミが全面バックアップ。今頃、霞ヶ関は高笑いしていることだろう。

ただ、7月11日投票の参院選では、だからといって民主党以外の政党に投票すればいいのかといえば、一概にそうとは言えない状況です。民主党を正しい形に戻す事を主眼に置かなければならないようです。

まず、自民党やたちあがれ日本などは、明確な消費増税政策を掲げているの問題外。公明党も今までの与党としての実績(小泉内閣等)から信用ならない。共産党は、言っていることはまともですが、行動が伴っていません。国会対応でも自民党に擦り寄るようなところも見え、信用できません。新党改革も新自由主義的な公約も多く、さらに郵政では小泉路線を踏襲すると言っており問題外。みんなの党は増税しないと言っているだけで、小泉構造改革を踏襲する政策が多く、さらに候補者に経済界の一部の主張のみを代弁するような偏った候補者が多い。

このとおり、今挙げた政党には投票出来ません。そうすると、投票出来るのは、国民新党と社民党、あとは消費増税に否定的であったり鳩山小沢路線に肯定的な民主党候補しかいないという結論になってしまいます。

民主党内でも原口総務相のように早期の消費税論議に否定的な方も沢山います。また、変にねじれれば、自民党や偽第三極が喜ぶだけ。私達が政権を託した民主党に戻ってもらう為に、今回の参院選、有権者は本当に良く考えて行動しなければならないようです。





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テーマ:民主党 - ジャンル:政治・経済

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