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静岡知事選から感じること

2009.07.06 Mon

静岡知事選
 接戦制し民主系川勝氏


石川嘉延(よしのぶ)前知事の辞職に伴う静岡県知事選は5日投開票され、大接戦の末、無所属新人で元静岡文化芸術大学長の川勝平太(かわかつ・へいた)氏(60)=民主、社民、国民新推薦=が、前自民党参院議員の坂本由紀子(さかもと・ゆきこ)氏(60)=自民、公明推薦=ら新人3人を破り、初当選した。名古屋、さいたま、千葉の各政令市長選に続き、自民党推薦候補は大型地方選で4連敗となり、自民党内には麻生太郎首相の「退陣論」が広がりそうだ。一方、勝利した民主党は、次期衆院選に向けてさらにはずみをつけた。投票率は61・06%(前回44・49%)。

川勝氏は民主や連合の要請を受け、投票日1カ月前に立候補表明した。民主党の小沢一郎代表代行は、分裂選挙を回避しようと元民主党参院議員の海野徹(うんの・とおる)氏(60)との一本化を目指したが不調に終わった。だが、川勝氏はその影響を最小限に抑え、無党派層や自民支持層にも広く浸透した。坂本氏は「県民党」を掲げて「自民党色」を薄め、参院議員や同県副知事としての実績を前面に支持を訴えたが及ばなかった。

共同通信の出口調査によると、支持政党別で川勝氏は民主党支持層の75・8%を固めた上で、自民党支持層からも17・4%を取り込んだ。坂本氏には自民党支持層の68・4%、公明党支持層の89・1%が投票。民主党支持層からも8・5%が流れた。

昨年9月の麻生太郎首相就任後、自民、民主両党が対決した7つの大型地方選で民主党は5勝目。自民党は2勝止まり。地域事情はあるが、民主党は今春からの4連勝で、衆院選を目前に勢いを印象付けた。

今月12日には東京都議選の投票が行われる。ここでも民主党が勝利すれば、麻生首相はさらに厳しい局面に追い込まれそうだ。

■「首相退陣論」拡大も
静岡県知事選で5日、自民、公明両党推薦の坂本由紀子前参院議員が民主党など推薦の川勝平太・元静岡文化芸術大学長に敗れたことで、与党内で麻生太郎首相(自民党総裁)の求心力が一段と低下することは避けられそうにない。首相サイドや自民党執行部は衆院選への影響を否定するが、衆院選の先送り論が強まりそうだ。首相は、次期衆院選の最後の試金石となる12日投開票の東京都議会議員選挙に全力を尽くす構え。ただ、与党執行部が事実上の勝敗ラインとする「与党過半数」を割り込めば、自民党の反麻生勢力が退陣を求めて蜂起する可能性が高まりそうだ。

◆「都議選に影響ない」
首相側近の菅義偉(すが・よしひで)自民党選挙対策副委員長は5日夜、「僅差(きんさ)で非常に残念だ。静岡県民の判断であり、内閣への信任とは関係がない。政権運営に支障をきたさない。都議選への影響もない」と強調した。

細田博之幹事長は「もう一歩だった」と悔しさをにじませ、公明党の北側一雄幹事長は、「大接戦だったから政局に大きな影響を与えるとは考えない」と首相を擁護した。古賀誠選対委員長は「残念、無念だ」と繰り返し、国政選と地方選は別だとしながらも「国政にいろいろ影響があるのを踏まえ、結果を真剣に受け止める」とした。

だが、自民党内には「海野徹氏の票を踏まえればわが党は大敗だ」(閣僚経験者)との指摘や、「静岡は自民王国で、さらに民主は分裂状態だった。敗北したのは『中央の風』以外の何物でもない」(加藤紘一元幹事長)と、首相批判の声も出ている。反麻生勢力の若手は「鳩山邦夫前総務相をクビにしたことや人事でグズグズしたことが敗戦を招いた」と指摘した。

反麻生勢力は、都議選が終わるまで総裁リコールのための両院議員総会開催を求める署名など「表だった活動を控える」(山本拓衆院議員)構えだが、今回の敗戦で水面下で同調者がじりじりと増える可能性が出てきた。党三役経験者は「表だっては言わないが、これで麻生降ろしの実質的な号砲が鳴るのは間違いない」と断言した。

◆衆院選先送り論
衆院選について麻生首相は、8月上旬の投開票日を模索している。これに対し、町村派ベテランは「9月選挙の可能性が高まった。会期末(7月28日)の解散で9月6日投開票、あるいは臨時国会を開き10月選挙になるだろう。とてもじゃないが、8月に選挙はできない」と、解散先送りを唱えた。

党内では、麻生降ろしの動きとならんで、民主党の鳩山由紀夫代表の政治資金にからむ虚偽記載問題の追及を進め、解散はできるだけ先送りする方が得策との声が強まりそうだ。
(産経新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090706-00000065-san-pol



ここより個人的感想


今回はあくまでも地方知事選なので、
川勝氏への票の全てが、
国政における民主党支持票とは一概に言えない。
ゆえに、民主党はこんなところで浮かれてはいる場合ではない。
もっと気を引き締めて有権者に訴えていかなければいけない。
候補者を一本化出来なかった事も戦術的なミスだ。
一本化出来ていたら圧勝だったかもしれない。

ただ、与党側はショックだろう。
静岡県初の女性副知事であり、
前々回の参院選において
静岡選挙区でトップ当選を果たしている
坂本女史を担ぎ出しての敗戦は如何ともし難い。

有権者の心理はどうだろう。
既存の自公政権に嫌気が差し、
元県のナンバー2であり自民党議員であった坂本氏を
本来の支持層の一部がが敬遠したことが、
坂本氏の大きな敗因であろうと推測する。

そこで次の選択肢として、
共産の候補か民主系の二人かということになる訳だ
共産の平野候補は票数的に圏外だったので省略する。
後の二人は海野氏と川勝氏だ。

民主党系候補は、
意外にも懸念された鳩山献金問題の影響をあまり受けなかった。
民主党とは比べ物にならに程腐敗している自民と
某団体のお抱え政党である公明による
パフォーマンスともいえる過剰な追及に嫌気が差したのか?
それよりもそれ以上に現状からの脱却を望んでいたのか?
そのことで民主を敬遠する人は意外と少なかった。

今回は知名度的には川勝氏が当初一番低かった。
もう一方の海野氏は、
前回の静岡市長選でも現職に約1,300票差で惜敗しており、
更にそれより以前には市議・県議・参院議員を務めており、
県内の知名度はある。民主党の副幹事長も務めた。
ただ、ここに一本化出来なかった理由もあるわけだが・・・。

今回、川勝氏は普通に考えたら不利な状況だったわけだが、
それでも勝ったということは、それだけ坂本票が逃げ、
無党派層で最多の票を獲得し、
その上で支持した民主党をはじめとする
野党三党の票をきちんと固めたことが、
勝因であったのだろう。
民主党を全面に出しての勝利は大いにインパクトだ。
海野氏に流れた票も入れると、
既存の与党候補ではダメだと感じて
投票行動をした人が多かったと感じる。
投票率が大きく上がったのも
民主系候補への援護射撃になった
ということは有権者は本当に自公を敬遠しているということか。

しかし、都議選は選挙区の方式が違うので
あまり参考にならないかと思う。
ただ、ここで自公が過半数割れするようだと、
本当に自公は有権者から完全に見捨てられたと言わざるを得ない。
自民党内も麻生降ろし一色になるだろう。
麻生総理の政治生命は、あと一週間かもしれない。
解散をするならサミット直後に表明しないと難しいだろう。
それが出来なかったら、
麻生総理による解散の可能性は格段に低くなる。

今回の件で一番感じたのは、
有権者は意外と冷静に判断をし、投票していると分かったことだ。
小手先の目くらましはあんまり通用しなくなりつつある。





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テーマ:政治・地方自治・選挙 - ジャンル:政治・経済

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